踊る☆ミキティの球場放浪記

いちイーグルスファンによる野球全方位網羅的ブログ。観戦日記がメイン。プロ野球に少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

「侍の名のもとに〜野球日本代表 侍ジャパンの800日〜」を観てきたよ。

冒頭のシーンだけであの日の興奮、感動が思い出され。

見終わった頃には「2020シーズンが待ち遠しい」「早く試合見たい!」とウズウズする映画でした。

 

というわけで

侍ジャパンドキュメンタリー映画

「侍の名のもとに〜野球日本代表 侍ジャパンの800日〜」

を観てきましたー◎

 

 

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ネタバレを含む感想なので

もしこれから観る方、ネタバレが嫌な方は

回れ右でお願いしますm(__)m(この表現懐かしいなw)

 

 

 

【目次】

 

 

 

稲葉監督の「徹底した現場主義」

 

お話は稲葉監督がトップチームの監督に就任したところから始まるわけですが、

こんなにも各地に足を運んで選手を直に見ているとは思いませんでした。

 

春先のキャンプはもちろん、シーズン中も北へ南へ。

 

一番びっくりしたのは

2018年の弘前でのフレッシュオールスターも視察していたこと!

 

U-23の監督も2018年から務めていることもあり

若くていい選手の発掘にも余念がないのだなぁと感じました。

 

 

マッチがいてくれてよかった… 

 

マッチこと福岡ソフトバンクホークス松田宣浩選手。

 

映画の中ではプレミア12の代表選手に選ぼうとしていることを

稲葉監督が本人に伝えに行くシーンがあるんですが。

 

まずね、めっちゃ礼儀正しい!!!!!

 

 

あのテンションとかムードメーカーっぷりに目が行きがちだと思うんですが、

歩みを止めて一礼する。

しかも稲葉監督だけじゃなく、撮ってるカメラマンにも同じように頭を下げる。

その律儀さにびっくりして感動すらおぼえて!

 

もちろんみなさんご存知の

勝戦での「必勝」ハチマキを巻いた声出しの舞台裏もバッチリ捉えられていますし、

ホームラン打った選手がベンチに戻ってくると打った球種を必ず聞いていたり、

「坂本先生のバッティング講座」を突如お願いしている場面もあったり。

 

本当に、マッチがメンバーであることの意味をあらゆる場面で感じて

「マッチがいてくれてよかった…」と心の中で涙してましたよ…←

 

 

マッチは以前から好きな選手なんです!

2009シーズンにムネリン(川崎宗則選手)見たさに当時のKスタ宮城の三塁側フィールドシートで観戦したとき、

ムネリンよりも近くにいたマッチの下半身ガチムチっぷりと大きな声にすっかり魅了されてしまって…

ってここで書くと長くなるのでやめときますが、

いずれマッチについてもっと語りたい…

 

 

 

信頼と実績の秋山翔吾さん

 

あえて"選手"ではなく"さん"付けで呼ばせてもらいましたが(笑) 

 

10/31のカナダとの強化試合で死球を受け骨折、

離脱を余儀なくされた秋山選手。

 

各地を視察に訪れる中で

一緒に回っていた建山コーチが

「監督にとって絶対に外せない選手って誰ですか」と質問する場面があるんですが、

その問いに「秋山かなぁ」と稲葉監督が答えるんですよ!

 

ジャパンでの合宿、練習の中でも事あるごとに話をしていた、

しかも稲葉監督から言わせると

「秋山には色々相談していた」というくらいの関係性ですよ!?

 

そりゃトレーナーに

「秋山選手、骨折してます」なんて言われたら

びっくりするしがっくりもしますよね…

 

それにしても本当に秋山選手は真面目で実直、優等生。

「生徒会長かよ!」って突っ込みたくなるくらい(笑)

だけどそんな性格だからこそ

皆に信頼され愛されるんだろうなー、ベンチにユニフォームかけちゃうよなー、

いじりたくなるんだろうなー、と

菊池選手(カープ)との"キャプテン"をめぐるやり取りを見ながら思いましたw

 

 

 

誠也よ、これからものびのびと

 

プレミア12で全試合4番を務めた鈴木誠也選手(広島東洋カープ)。

 

ビッグベイビーというかその天真爛漫っぷりが垣間見えるエピソードが映画の中でも満載だったのですが、

(間違って山田哲人選手のヘルメットを使う(侍では#51だけど、チームでは#1だもんね、間違えちゃうよね)、ミーティングに一人だけ時間ギリギリに来るetc...)

二打席連続見逃し三振だった初戦(ベネズエラ戦)の本人の談話から『四番打者であるという自覚』が伝わってきて

「やっぱプロだ…」と感心してしまいました。

 

初戦以降の活躍は言わずもがな。

これからも気負わず、のびのび、やってほしいものです。

 

 

 

稲葉監督の言葉を現実にしたシンデレラボーイ・周東佑京

 

2018年、U-23ワールドカップコロンビア大会の映像も随所に出てきていました。

 

大会を準優勝で終え、最後の挨拶の際に稲葉監督が

「この中から来年のプレミア12、そしてオリンピックでトップチームで戦うメンバーが出てくることを楽しみにしている」という旨の言葉を残していたんですが、

それを現実のものにした選手がいたんですね。

 

福岡ソフトバンクホークス・周東佑京。

 

育成選手として入団、2019シーズンに支配下登録。

 

稲葉監督も出場選手発表記者会見の前に

「周東って発表したらみんな驚くだろうなぁ」と言ってましたが、

本当にそうでしたよ!!

 

わたしも個人的にシーズン中から注目はしていましたが、今回のプレミア12でスキスキ指数もさらに上昇ですわ↑↑↑(何)

 

あの「2盗3盗周東です!」のスーパーラウンド・オーストラリア戦、

アップから代走に出て生還してベンチ裏に下がるまでの一連のシーンが出てくるんですが、

源田選手の談話も含め、改めて見てもしびれましたね〜〜〜

 

代表枠が少なくなるオリンピックで「足のスペシャリスト」が招集されるか

現時点では微妙なところですが、

これからも注目ですね!

  

 

 

勝戦ブルペンでは…

 

ここまで野手メインで話が進んでいましたが、

やっと決勝戦のターンになってピッチャー陣が出てきましたよ!

 

一番ウケたのは

山岡くん(バファローズ)のブルペンでの態度のデカさ(笑)

 

たぶん登板予定がなかったからなんでしょうけど、

大股広げてパイプ椅子に座り、ブルペンの電話を受けてる姿に、

最初「誰!?」って思っちゃいましたもんw

 

あと「もう3点欲しい」などと山本くん(バファローズ)が切実に祈っている姿に、

「そう思ってるのはファンだけじゃないんだ」って知りました(笑)

からのあさむーのタイムリーで追加点取ったときの喜びようったら!!!

特に大野選手はノーヒットノーラン達成したときのリアクションに近いものを感じましたわ…

 

 

 

まとめ

 

以上がざっと思い出せる感想です。

 

ただ投手陣(特に先発)にあまりフォーカスされなかったのが残念でしたねー。

スーパーラウンドでの韓国戦の岸さんの好投とかもっと伝えて!!!って思いましたし。

ラストで何人かのコメントが流れましたが、ほぼ空気みたいな選手もいたので…

 

でも普段敵として戦っている選手たちが

侍ジャパン」として団結し、「世界一」という目標に向かって戦う姿、

コミュニケーションを取っている様子を見ていると

ただただ「みんな最高!大好き!!」という気持ちでいっぱいになりました。

"侍ジャパンDD"ですわ(笑)

 

軌跡を追うことによって、

世界一を決めた瞬間の稲葉監督の涙も

まるで自分のことのように思えて泣けちゃいましたね…

 

あとは金子誠コーチがイケボだなとか、U-23の映像に出てくるイーグルス選手にキャッキャしたりとかいろいろあるんですが、

百聞は一見にしかず。

 

2週間限定公開なので残り短い期間ですが 

興味がある方はぜひ映画館へ!!

 

 

 

おまけ 

 

「絶対に見る」と決めていたので前売り券を購入。

 

 

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ホームユニフォームのデザインで

それだけでテンション上がる↑↑

 

 

先着の来場特典の缶バッジは…

 

 

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ブルペンの大将(違)山岡くんでしたー