踊る☆ミキティの球場放浪記

いちイーグルスファンによる野球全方位網羅的ブログ。観戦日記がメイン。プロ野球に少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

100回目の甲子園を終えて〜高校野球に思うこと・望むこと〜

一時の涼しさが訪れ、

「夏も終わりか…」なんて先週ちょっと思ってたりしたら

「まだ終わんねぇよバーカ!」と言わんばかりに暑さが戻ってきましたね…

 

でも個人的にはこれが終わると「夏がゆく…」と思ってしまうんです。

そう、

 

高校野球

 

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プロ野球のことばかり書いていますが、

わたしの野球好きの原点は紛れもなく高校野球

 

その経緯についてはまた後日書くことにして、

今日は記念すべき100回大会を終えて思ったことや印象に残ったこと、

さらには提言を記しておこうと思います。

 

 

 

【目次】

 

記録のかかった記念大会

 

まず、節目といえる「100回記念大会」ということで

開幕前から注目度は例年以上に高かった気がしました。

 

また龍谷大平安(京都)の甲子園春夏通算100勝、

大阪桐蔭(北大阪)の史上初2度目の春夏連覇などの記録が達成なるか、

というのも注目ポイントでしたね。

 

 

 

存在感が光った公立校勢

 

リアル「ROOKIES」なんて言われた

初出場の白山(三重)は開幕前から話題になりました。

 

試合は完封負けだったので

次は1点、そして1勝に向けてまた頑張ってほしいものです。

 

 

明石商(西兵庫)も終盤の粘りがすごかった!

わたしは青森県出身なので八戸学院光星(青森)寄りで試合を見ていたのですが、

ほんっっっっっとうにヒヤヒヤしました!!(笑)

 

 

そしてなんといっても金足農(秋田)。

最初は校名の読み方すらわからず、

「どんなもんじゃろ」と思っていたら

あれよあれよと言う間に勝ち進んでいって。

東北勢初の優勝を夢見ちゃいましたよね。

(これについてはこのあと詳しく…)

  

 

 

やっぱり強かった大阪桐蔭

 

記念すべき100回大会で優勝に輝いたのは大阪桐蔭(北大阪)。

史上初2度目の春夏連覇も達成。

 

隙というか弱点が見当たらないんですよね!

もちろん記録へのプレッシャーもあったと思います。

でもフィールドでプレーしているときの風格といったら。

まさに「王者」でした。

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でもなー超希望的観測を言うのであれば

もっとトーナメントの早い段階で金足農と対戦していたら。

吉田くんが万全の状態だったら。

 

どうなっていたかわからなかったと思いません!?!?!?

 

もしそれでも大阪桐蔭が勝ったらやっぱ強いってことになるし、

吉田くんがこんなに投げずに済んだのに…とか思ってしまいます。

とにかく今は吉田くんの肩が心配なんだよぅぅぅ!!!!!←

 

 

 

内野守備のレベル向上

 

出典の動画とかが特になくて申し訳ないのだが、

中継を見ていてセカンド・ショートのいいプレイが多かったなぁと。

 

 

www.youtube.com

 

この動画の0:53〜のプレーとかも

「プロかよ!」と思わず言ってしまうやつ。

 

 

 

これからの高校野球はどう在るべきか

私立校はヒールなのか?

 

金足農の躍進、決勝進出により

対戦相手の大阪桐蔭を悪役のように扱う論調が見受けられました。

 

確かに地元の子たちばかりで構成されたチームと

全国から有望な選手をスカウティングして作ったチーム、

比較するにはもってこいだったのでしょう。

 

わたしも青森の私立校が代表になっても

「結局野球留学で来た大阪の子ばっかりだしな…」と

素直に応援できない時期がありました(それこそ中高生の頃だったかな)。

 

でもだからといって『悪』ではないでしょ?

15歳で親元を離れて「自分は野球を頑張っていく」っていう

大きな決断をしているわけですよ。

「家から一番近い高校でいいや」って理由で選んだわたしなんかと

えらい違いじゃないですか!←

 

それに強豪校なんて部員も多いし、

仮に学校として出場できても

自分がグラウンドでプレーできるかはわからない…

とかそんなのザラだと思うんですよね。

 

だからそんな経験もしたことないような

外野の人間がああだこうだ言うのはお門違いもいいところ。

 

まぁ「田舎の公立校が強豪私立を倒しまくって優勝」とか

ロマンありまくり、この上ないストーリーなんで

夢見たかったんでしょうけど。

 

 

 

どうする?暑さ対策

 

今年は7月上旬から猛暑日が続くいわば「酷暑」。

このような暑さが来年以降も続くのであれば、

真夏の昼間に屋外球場である甲子園で試合をするのは大丈夫なの?ってお話です。

 

「京セラドームでやろうぜ」なんて思ったんですが、

そんな簡単な話じゃない。

だって、甲子園って選手にとっても観客にとっても『聖地』だから。

 

選手は甲子園でプレーするのを夢見て練習に励む。

そしてわたしのようなファンはいつか現地で観戦することを夢見ている。

 

まずは開会式は「水分補給は好きなタイミングでしてOK」にしよう!

お偉いさんの長〜いお話の途中でも水飲んじゃお!←

 

あとは全チーム最初の試合は甲子園で、

それ以降準決勝までは京セラ、

決勝と閉会式は甲子園。

 

これでどうだ!(異論は認めます)

 

 

 

加熱するチケット争奪戦 

 

これもおととしくらいからとても懸念している事案。

徹夜しないと入場券が手に入らないってどんだけ!?

と、近い将来観戦に行きたい身としてはおののいております…

 

今年から前売り券も発売されましたが、

「完売でも空席」「空席があるのにスタンドに入れない」

などの現象が起きているようですね。

 

警備などが大変になるんでしょうが、

いっそのこと「一日通し券」ではなく

試合ごとの「入れ替え制」はできないのでしょうか?

 

強豪校の対決などの好カードに対しては

根本的な解決にはならないかもしれませんが、

「地元の高校の試合だけは見たい」などの声には応えられる気がします…

 

 

 

おわりに

 

ずいぶんと長くなってしまいました…(^^;)

本当は気になった選手のこととかも書きたかったんだよ!

それはまたドラフトの頃に、ということで(笑)

 

100年以上続く高校野球

これからも選手たちの熱い、真剣勝負が見たいからこそ、

変わらずにいてほしいところ、

変わっていってほしいところ、

いろいろあります。

そんな今の想いを綴らせてもらいました。

 

 

ひとまず選手のみなさんお疲れさまでした!!!

 

 

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(先日、野球殿堂博物館に行ったらあったので思わず購入したタオル。

もったいなくて使えないです多分…)